プラダPRADA

1913年、プラダの創設者マリオ・プラダがミラノのドゥオモ近くに皮革製品店を開業。世界中から最高の革や珍しい素材を集め、上流階級の人々に豪華なアイテムを提供することで、次第に名声を手にしました。1958年マリオ・プラダ他界。その後、プラダは時代の変化についていけず、しばらくの間、低迷期を迎える。そんなプラダを変革させたのはマリオの孫娘、3代目のミウッチャ・プラダ。彼女は1970年代後半からプラダの経営とデザインに参加。マリオが旅行用のバッグに使用していた工業用防水ナイロン生地ポコノに目を向け、ポコノと革を併用したバッグを開発。プラダはその後も次々と「日常を贅沢に飾る」をコンセプトとし、現代的で革新的な素材使いやデザインの斬新さと、伝統や歴史等の過去とのみごとな調和で世界的なブームを巻き起こす。